推薦の言葉 医学博士 甲田光雄

完全なる血液循環が、今大きな問題になっています。そこで、この問題を誰にでもよく解るようにと、血液循環療法の世界的権威者であられる大杉幸毅先生が、この度、素晴らしい本を公開されました。

一人でも多くの方がこの本をお読みになり、健康長寿の夢を手に入れられんことを願ってやみません。

血液循環療法症例集
血液循環療法症例集

「症例集」には「症例研究」誌1号~8号の症例が収録されています。

<主な症例>

脂肪肝、慢性肝炎、食道裂孔ヘルニア、大腸ポリープ、結腸がん、高血圧症、前立腺肥大、血小板減少性紫斑症、アトピー性皮膚炎、膠原病、慢性疲労症候群、子宮筋腫、卵巣嚢腫、不妊症、子宮内膜症、乳がん、バセドウ病、膀胱炎、虚血性心疾患、偏頭痛、顎関節症、むち打ち症、慢性関節リウマチ、故関節症、膝関節症、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、腰椎分離症、五十肩、軽軽ワン症候群など。

「症例研究」

毎年、秋季研修会で会員が症例発表し検討した症例を症例研究誌に掲載して公表。

症例抜粋

症 例 1   (治癒、難治、特異)                           院長名   廣 田 隼 也

初診年月日   平成25年8月28日

1)患者名    S.S (81歳) 女性

2)疾患名   (異所性骨化)腫瘍性石灰化症 [S整形外科クリニック]

3)主訴     

全身の筋肉のこわばりによる苦痛 ・痛みでよく目が覚める。特に腫瘍が顕著な両上腕部及び両臀部~大転子周囲の骨格筋硬化による痛みと可動制限。

4)現病歴、治療歴

45歳頃、両上腕部及び両臀部の堅い膨らみに気づき大分県立病院を訪ねる。病院からは、特に治療法が無いので、変わったことがあれば再度受診するように言われる。5年後、再診したが同様の話があったのみで治療無し。60歳頃、時々倦怠感・発熱が起こるようになる。膨らみは大きくなりカチカチに堅かった患部の一部がブヨブヨした状態になってきた。S整形外科クリニックで腫瘍性石灰化症との診断。悪性腫瘍ではないが靭帯骨化(石灰化)症と違い、腫瘍周囲の筋肉組織の腫瘍化・石灰化が徐々に拡大していく病状。世界中でも、極端に症例が少ない為(数十例)、難病にも拘わらず厚労省の定める【特定疾患】には該当せず、医療費は一般扱いとのこと。平成21年、左臀部のブヨブヨしていた組織が崩壊、浸出液量夥しく縫合手術の為入院。シメチジンに加えステロイドも追加処方される。ステロイドを飲み始めてから頻繁の発熱・不眠・身体のあちこちが壊れていく感じがして嫌だったとのこと。(翌年中止)平成24年3月右臀部のブヨブヨしていた患部が崩壊、2度目のオペ、1カ月間入院。24年7月、再度右臀部より大量の浸出液漏出で3度目のオペ、2カ月間入院。退院後、右臀部に溜まってくる体液を抜くため7カ月間毎週通院。平成25年4月右臀部の腫瘍の膨潤と肥大著しく4度目のオペ入院。この時の手術では、これまでより大量の腫瘍組織を掻爬(そうは)するも『全て取り去ることは不可能、やれば命の保証は出来ない』と言われる。4度目の手術後も腫瘍組織は臀部から腸骨側へ、大転子から股関節内側へと拡大し、ひきつり感と痛みの増大により歩行が困難になりつつあった。

5)既往症    自律神経失調症   平成14年 大腸癌オペ(初期)

6)家族歴    父 胃癌

7)体質     (虚、○実、○陰、陽)(冷性、アレルギー、扁桃腺、その他)

8)食事の傾向  野菜・魚を中心に肉少々。チーズ・ミルクは多くは無いが毎日。

9)体型     (肥満、標準、痩せ)

10)血圧     低め

11)臨床所見   (硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)

           @腫瘍部☆三角筋~上腕三頭筋外側

               ☆ほぼ全ての大臀筋~中臀筋・大腿筋膜張筋 +3 (骨様硬)

           @腹部及び下腿部 +1 , @顔部を除き、他の部位は+2  

           腫瘍部は圧度4以上で圧痛1~3

12)経過と結果            

初回  8/28 1日2回 腫瘍部を中心に顔部を含む全身治療、計3時間

       石のようにカチカチだった腫瘍組織表層がやや軟化。

       全身のつっぱり感と辛さが楽になり、息苦しさも取れた。顔にも張りが出た。

       夜中にトイレに目が覚めても、すぐにぐっすり眠れた。

2回目 8/29 1日2回 腫瘍部を中心に全身治療、計3時間

       臀部の大きな1枚岩のような状態の腫瘍組織の一部に集中治療を行ったところ押圧のラインに沿って   

                               岩 盤が割れたような状態になった。

       分割された腫瘍部の深層からは正常な感触の筋肉に触れることが出来た。患者自身にもその部分に触

                                れて貰い、共に更なる改善を確信。

    3回目 8/30 朝、起きる時にあちこちが痛かったが、少し身体を動かしたら楽になった。

              歩幅が広がり、以前より楽に、早く動けるようになりスーパーの買い物用カートに頼らなくても、軽快に歩け

               るようになった。

    4回目 9/1  左上腕部の腫瘍、ほぼ消退。右上腕部腫瘍も半分以下に縮小。

              6回目 9/30 約1カ月ぶりの治療となったが、前回の施術により、腰部~臀部の腫瘍に亀裂が入った患部 は、

        正常な弾力ある筋肉に触れる部分が拡大しており、石灰化した腫瘍組織の厚さも薄くなっている。

        血流の改善により、患者の自然治癒力が向上した為と思われる。  

10月中旬   シメチジンをやめたいと主治医に申し出、承諾を得る。(投薬0となる)

10月下旬   8回目の治療から3週間後、脚立の上から後ろに転び腰を強打。主治医には腰が痛いとだけ伝えた為、

                             腫瘍の悪化を懸念、レントゲン撮影。

       今回のレントゲン写真と2013の春に撮った画像を比較した主治医から『いいね~。良くなってるね~。

                            影が薄くなってるし、少なくなってる。』と不思議顔で言われた。

10回目11/5  1年ぶりに民謡教室に復帰。久しぶりに参加出来て楽しかった。

2013 12月~ 2014 1月まで毎月4回加療、腫瘍部は全体のほぼ90%が消退。

 

感想     

  体調に波はあるものの、確実に快復してきている。ただ、頸部・肩背部・膝蓋骨周辺・手掌部など広範囲に痛みと硬  化が認められた為、当初の予想より時間はかかったが、春には完治の見込み。

 このまま血液循環療法を続けQOLを高め、より快適な毎日を過ごして戴きたい。

 

タガメット(シメチジン)

ヒスタミンH2(胃酸の分泌を促す物質)の働きを強力に抑える作用や止血作用がある

代表的消化性潰瘍(かいよう)の攻撃因子抑制剤。

消化性潰瘍の治療以外に、逆流性食道炎の出血、胃粘膜の改善などの使用目的も有り。

また、「肩関節石灰沈着性腱板炎」の石灰化に対して、複数の効果例の中には石灰化が

消失した例もあるとのこと。今回、このような理由から処方されていた模様。

 

症例 2(治癒)                                                                                                                   院長名   橘 茂博      
初診年月日  平成24年4月15日
1)患者名     大正8年2月8日生(94歳)                      女
2)疾患名     後頭痛・左膝痛・浮腫       
3)主訴      左>右小後頭神経付近痛・左膝の痛み・下肢を中心とする浮腫
4)現病歴、治療歴 30年以上鍼治療に通っているが、左膝痛(20年前から)浮腫(5~6年前から)後頚部痛(昨年)の根本的改善はみられない
5)既往症     軽い脳梗塞(50代)・腸閉塞(10年前に腸閉塞になり、腸を切ってつなげる手術をした。その際、腸の外側にガーゼを入れて、それが後々炎症を起こし再手術を行った。ガーゼと筋肉が癒着して筋肉を切除した為、腸がボコボコ飛び出している) 6)家族歴 7)体質  陽性   瘀血とその根拠 瘀血度
8)食事の傾向、嗜好品 野菜・煮物中心     9)運動 していない  10)体型 標準
11)血圧(130/80    ㎜Hg)
12)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
   初回 4/10 患部を中心に全身施術するが、改善なし
  2回目 4/14  むくみはあるが、脚が楽になり顔色がよくなる。
  3回目 4/25  朝のむくみはなくなったが、夕方にはまたむくむ。左膝痛は消失した。
  4回目 5/4  依然として左後頚痛がとれないので、それを中心に部分治療するが、全く効果なし。
  6回目 5/29  左後頚の痛みが取れないので、全身治療に戻す
 12回目 8/22  左後頚痛・左膝痛・むくみ すべて消失
※ 本人希望により、3週に1回現在も通院
13)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
 左乳様突起上部 胸鏡乳突紀筋停止部盛り上がった+3の硬結(圧痛強)
 また、横向きでは緩むが、起き上がると全体的に後頚硬くつっぱるため、顎の出た姿勢を改善するように、前頚部の硬結を解いていくと、少しずつ改善。
14)治療結果の評価、考察など
10代の頃から畑仕事・事務・和装(30年以上)と戦前~戦後にかけて、一生懸命働いてきた。
・ 後頚の硬結は和裁の下を向く姿勢によるものと思われる。(全身治療による姿勢の改善で、乳様突起部がゆるんだ)
・ 浮腫は15年程前から腎が弱り始めむくみはじめたが、腹部治療により働きが改善したと思われる。
・ 左膝痛は畑仕事(しゃがむ)による皿まわりの硬結で、軟化により改善した。
※ 94歳でも改善する!!「こんなに元気になって、まだまだ生きられそうです!」

 

症例 3(治癒)                                                                                   院長名 雨 宮  巧
初診年月日 H24 年10月27日
1)患者名(イニシャル )J,H  生年月日 S24年 2月 1 日        女
2)疾患名(診断根拠、診察医療機関)        
                                     冷え性、膀胱炎 肩凝り 頭痛 (長い間立ち仕事をしていた。)
3)主訴                                  冷え性特に手足の指先が冷える。 膀胱炎が時々発症する
4)現病歴、 治療歴
 肩凝り、 頭痛は
整形外科、 接骨院、 マッサージ、 温泉等で治療して来たが治らない。冷え性で夏でも厚手の肌着と寝      るときは靴下をはいている。
5)既往症                   6)家族歴   
     狭心症( パイプ挿入)
6)体質(虚、実、陰、陽) (冷え性、アレルギー、扁桃腺、その他)
      冷え性
7)食事の傾向、                 9)体型(肥満、 標準、 痩せ)
      和洋折衷だが和食の方が多い        少々肥満 皮膚全体が浅黒い
9) 血圧(  120台 / ㎎Hg)
 10) 臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
初診(10月27日)      5回目(11月29日)      24回目(25 年6 月14日)
 11 )経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
初診 (H24 年10月27日) 冷え性と肩凝りに頭痛もあり、 色々な所で治療を受けたが治らない。冷え性と肩凝りの治療をして欲しいと来院。
触診所見・背面は首、両肩から肩甲骨内側、腰椎、仙腸関節に到までしこりが分布している。前面は胃部、臍下部、下腹部、鼠蹊部の深部にシコリがあり、下肢全体が張っている。
治療・今日は、頭痛と肩凝りが苦しいとの事などで頭部、 頸部、 肩を重点に背面を治療した。腹部から下肢は説明しながら軽く治療した。 →肩から背中にかけて楽になった。
 2回目(11 月2 日) 肩凝りは楽になって来たが、 膀胱炎の症状が出て来た。
治療・膀胱炎の治療に重点をおき腹部全体( 特に臍下部から鼠蹊部を重点) と下肢を解す。
 5回目(11 月29日) 膀胱炎は大分よくなって来たが冷えは続いている。 背中の痛みが出て来た。 腹部のシコリは和らぎ腹部全体が暖かくなって来た。
治療は頸部、 肩と腹部を重点に全身の治療をする。 まだ膀胱深部はシコリがある。
※8 回目(25 年5 月22日) 六カ月ぶりに来院、 膀胱炎が再発してしまい夜中に6回ぐらいトイレにいく。  膀胱部の硬く、 更には腹部全体が膨満している。
治療・膀胱、 鼠蹊部、 下肢を重点に全身治療。 →足先まで暖かくなったとの事。
暫くは膀胱炎と冷え性の治療を続ける事にした。
 12 回目(6月1 日) 以前は体温が35度前後しかなかったが昨日は、36,4度上がって来た。 治療・冷え性の治療(下腹部から指先重点) を継続する。
 24 回目(6月24日) 膀胱炎は再発しなくなった。 トイレは凄く楽になり排尿時の辛さが頭からきえた。触診しても下腹部から恥骨内部のシコリは殆ど無い→本人も確認していた。
治療は本人の希望により腹部と背面、 肩凝りの治療の間隔を空け継続することにした。
今後の治療方針・まだ肩凝りが時々おこるので週一回のペースで継続して行くことにした。

 

症例 4(治癒)                                    院長名 大杉幸毅
初診年月日  平成24年2月14日
1)患者名  M,O 昭和41年12月3日生(45歳)       男        レストランオーナーシェフ
2)疾患名 メニエール病 (大阪府立総合医療センター )
3)主訴 耳鳴りは7か月前から、めまいと吐き気は10日前から始まった。
4)現病歴、治療歴 病院で4種の内服薬を処方されて飲むと最初は症状が止まったが、
         再発して、日中仕事ができず、1日寝ていた。
5)既往症 なし                  6)家族歴
7)体質 陽、実           瘀血とその根拠 なし、瘀血度 1点
8)食事の傾向、嗜好品 玄米菜食、1日2食  9)体型 痩せ(52Kg,168Cm)
10)血圧(    ㎜Hg)  週2回ヨガ
11)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
腹部大動脈・下大静脈の抵抗感。後頸部の硬化。
12)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
初回、側頭部、頸部、腹部に重点を置いて全身治療を施す。
2月29日(2回目):初回治療後、めまいが軽くなり、1日寝たらよくなる。耳鳴りも消失し、
その後起きない。後頸部の硬化を重点的に施術した。以前1日1食であったが、2食にして食べすぎが原因ではないかと考え、また1食に戻す。その後、症状が消失して完治し、患者さんを数人紹介された。

症 例5(治癒)                                 院長名  島田 扶美子       
初診年月日 H24年6月25日
1)患者名  T.H      S. 54.5.2(33歳)          無職       女
2)疾患名(診断根拠、診察医療機関)
  アトピー性皮膚炎
3)主訴
  28年間ステロイドを使用、今年5月に中止、強いかゆみで夜も眠れない。 
4)現病歴、治療歴
         H23.2  左卵巣嚢腫1/3切除
5)既往症           6)家族歴
  中耳炎、喘息、アレルギー体質、うつ病               
7)体質(虚、○実、○陰、陽)(冷え症、アレルギー、扁桃腺、その他)
8)食事の傾向、嗜好品     9)体型(肥満、標準、痩せ)
   甘い物 脂っこい物         155㎝ 62kg
9)血圧(低目)
10)臨床所見(硬結のし部位、硬度、圧痛度、その他)
  全身が赤黒く変色しザラザラの湿疹がある。手足は苔癬化している。
11)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
   6.29(2)  足の甲だけ肌色になった。
   7.6(4)    じんましんが全身にでた。
   8.20(14) 全身からピンク色の汁が出てタオルも下着も染まる。
  10.29(29)出ている色が薄くなってきた。
  11.9(32)  肌の色がきれいになってきた。夜も眠れるようになった。
  11.13(33)お風呂が一日一回で済むようになった。かゆみも少しいい。
  11.16(34)家事が出来るようになった。
  11.27(36)風邪を引いて一日声が出なくなり、それ以後は右の耳の奥に
                   ゴボゴボと鳴っていた音が消えた。

症例 6 (治癒)                                   院長名 佐藤 明     
初診年月日  平成 24年 3月 31日
1)患者名  E.S   昭和 44年 8月  8日生  (42 歳)           主婦  女
2)疾患名 (診断根拠、診察医療機関)
   不妊症、生理不順
3)主訴 
4)現病歴、治療歴 
5)既往症                       6)家族歴
7)体質 虚、陰、冷え症              瘀血とその根拠
8)食事の傾向、嗜好品  肉食系             9)体型 肥満
10)血圧( 135/94 ㎜Hg)
11)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
12)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
3月 Ⅰ回 42歳で結婚し半年たっても子供ができないので不妊治療のため御夫婦で治療のため来院された。極度の冷え性。
4月 4回 自己腹部治療Ⅰ日2回と教えたストレッチもがんばって行っている。女性ホルモンを増やすといわれている食品(大豆食品)をとるように提案した。
5月 7回 冷たかった手足が術後少し暖かくなる。おへそに千年灸をするよう提案した。
6月 6回 自己治療と千年灸また、術後の結果手足が暖かくなってきた。また、疲れ難くなった。
7月 4回 体全体が暖かくなった。
8月 Ⅰ回 妊娠。3月24日が出産予定日。11月26日に確認したところ順調に子供が育っているとの事でした。

腰部硬結観察                                    院長名 大杉幸毅
初診年月日  平成24年10月5日
1)患者名 H,H 昭和15年4月28日生(67歳)  無職
2)疾患名 腰椎椎間板ヘルニア(P整形外科医院 X線診断)別の病院でMRI画像診断をして同じ診断。
3)主訴 左腰の激しい疼痛と左下肢シビレで間欠は行
4)現病歴、治療歴 
6年前同じ症状が出たが、水中ウオーク、筋力レーニング、牽引、鎮痛剤
注射で症状が消失し、ゴルフもやっていたが、今回は痛みが激しくなり歩行困難になる。
5)既往症 脳梗塞(2年前)、大腸がん(8年前直腸20Cm切除)                   
6)家族歴 7)体質   陽・実    瘀血とその根拠 瘀血度 6点
8)食事の傾向、嗜好品 1年前から2食、白飯が好き、肉魚料理、甘い菓子、果物、晩酌3合(毎日)ウオーキングと筋トレを週2回やっていたが痛みのためできない。       9)体型 肥満傾向(62Kg,162Cm)
11)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
痛みが出ている左臀部に慢性化した硬結が2か所。(+3)、左大腿部外側部筋群の硬化、
前脛骨部から長拇趾伸筋腱硬化。背腰部の硬化。SLRテスト70度。
11)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
初回、硬化した臀部と下肢部の筋群を重点的に施術して、症状が軽減し、日課のウオーキングとストレッチをやったらまた痛みが戻る。2回加療後も痛みがひどく病院に行きMRI画像診断で「第4腰椎椎間の狭窄」の画像を見せられて説明を受けたので、本人は腰椎が悪いのに「押圧治療でどうして治るのか?」と怪訝そうなので「画像診断は100%正確でないで、治療してみて結果を見るしかない」と説明して治療。本人は納得していない様子だったが、治療後は症状が軽減する。しかし、また痛みが戻って、鎮痛剤を飲んでも耐え難い痛みのため(当院の予約が取れないので)病院でブロック注射を受け、痛みが軽くなる。6回目の加療で大転子付近の深部のシコリ(今まであまり治療してなかった)を治療して緩めたら、今までとは違ってスッキリと軽くなる。7,8回の治療で症状は軽減し確実に快方に向かう。ウオーキングの距離も伸びる。臀部の痛みがよくなると拇趾背側の痛みを感じるようになったので、硬化した長拇趾伸筋を施術する。
12)評価と考察
整形外科の画像診断が間違っていた症例である。最近、ブラガードの発表した椎間板ヘルニアの病理概念に対して疑問が呈されているが、画像診断で神経根圧迫がどの程度か判断できないし、圧迫がはたして腰痛、下肢シビレを引き起こすのかも疑問である。しこりが関与していることは確実である。

症例 7(治癒)                                    院長名 大杉幸毅
初診年月日  平成23年5月28日
1) 患者名 F,S 昭和22年1月 28日生(64歳)男 元ホテル総料理長(調理専門学校講師)立ち仕事
2)疾患名 変形性膝関節症(某整形外科)椎間板ヘルニア(20年前整形外科で診断)
3)主訴 2月ごろから膝の痛み(左)がひどくなり、階段の昇降や長歩きができない。
     時々腰痛が出る。
4)現病歴、治療歴 ヒアルロン酸注射、鎮痛剤、マッサージ、コンドロイチン服用
5)既往症 膝の痛みのため7年前と3年前の2回手術を受ける。腰椎椎間板ヘルニア(20年前)で整骨院で治療歴。                  
7)体質  陽。実             瘀血とその根拠 瘀血度 6点
8)食事の傾向、嗜好品他 3食軽め肉魚、間食しない、晩酌1合
9)運動 ラジオ体操 ゴルフ      10)体型 普通(60Kg、167Cm)     
12)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
左膝蓋骨内側の硬結(手術の傷後)、右膝蓋骨下部硬化、両大腿後面外側筋群硬化。
両側腰部硬化、上臀部硬結。左膝関節の屈曲90度。右は臀部近くまで屈曲する。
13)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
膝蓋骨内側の手術後の部位が圧痛性のジョリジョリとしたシコリを触れるので、この部位を重点的に押圧すると痛みが軽減し、屈曲も進展した。月2回くらいの頻度で加療して疼痛が軽減し屈曲進展したが、ゴルフをしたり、月1回飛騨高山のホテルに指導に行くための移動、調理専門学校での長時間の立位での指導などで悪化したが、徐々に良くなり10回の加療で調子よくなり、屈曲も臀部までこぶし一つとなった。しかし、自転車で転倒して膝を打撲して腫れ、痛みが再発したが、その後の加療で良くなり平地での歩行は痛みがなくなる。腰痛が出る。20回の加療で調子よくなりゴルフをしたが以前のような痛み方はしなかった。25回の加療で左膝の痛みは消失したが、今度は右膝の痛みが出て膝窩部が腫れ、整形外科に行き水抜きをやる。いずれ要手術といわれる。35回の加療で右ひざの腫れも引き疼痛が消失した。ゴルフをしても痛みが出なかった。腰痛が出たので腰部の治療を行う。37回の加療の後、飛騨高山のホテルに指導で行ったが痛みは出なかった。
14)治療結果の評価、考察など
 変形性膝関節症で2回も手術しても疼痛は治ってなく、結局は痛みを出している原因のシコリを治療することで治癒した症例である。  

症例 8 (治癒)                                    院長名 大杉幸毅
初診年月日  平成24年9月1日
1)患者名    K,O    昭和39年11月29日生(48歳)  女   コールセンタ‐の薬事相談
2)疾患名  頸椎ヘルニア(H整形外科診療所)
3)主訴 右上肢のシビレ、疼痛、腕が重い。(2か月前から)、腰痛。
4)現病歴、治療歴 2年前同じ症状が出たときは頸椎の牽引で症状消失した。今回は、鎮痛剤の服用、牽引、ウオーターベッドをやったが治らない。
5)既往症 なし          6)家族歴  なし
7)体質 陰。実          瘀血とその根拠 全身の筋硬化 瘀血度 11点
8)食事の傾向、嗜好品3食、白米、肉料理。洋菓子 
9)体型 肥満傾向(52Kg,153 Cm) 
運動不足と仕事のストレス。(1日中座り電話相談)
10)血圧(    ㎜Hg)
11)臨床所見(硬結の部位、硬度、圧痛度、その他)
後頸部硬化+3、左上肢外側筋硬化+2、側腰部、仙骨外縁部硬化+2、その他背腰部、下肢部など全身にわたり筋硬化。
12)経過と結果(治療頻度と回数、治療時間)
硬化した頸部、左上肢部に重点を置いて施術し、2回の加療(8日目)で腕の疼痛が消失。
1か月後の4回の加療でシビレ消失した。11月23日(6回目)の施術で腰痛などのほかの症状もすべて消失し、硬化した筋群も緩んできたので治療を終了。ウオーキングと食事、ストレス解消の指導をした。
13)治療結果の評価
右上肢のシビレ、疼痛の原因は、頸椎ヘルニアではなく頸部から上肢部の筋群の硬化が原因であったことが証明された。整形外科では筋群の触診をせず、画像診断のみで安易に診断するためこのようなケースがよくある。

症例研究24号  目次     (平成31年4月発行)

 

1.はじめに            大杉幸毅        

 

2症例1 脊柱管狭窄症        高尾荘二

 

3.症例2 発達障害          矢野好士

 

4.症例3 腰椎骨折          矢野好士

 

5.症例4 脊柱管狭窄症        大杉幸毅

 

(参考資料 GIST

 

6.症例5 五十肩           大杉幸毅

 

7.症例6 黄斑変性症         大杉幸毅

 

8.腰部硬結観察1  脊柱管狭窄症   大杉幸毅

 

9. 腰部硬結観察2  腰椎すべり症   大杉幸毅

 

10.論文 「自然治癒力に関する考察」 大杉幸毅

 

11.編集後記              高尾荘二

 

 

症例研究23号 目次     (平成30年4月発行)

1.はじめに            大杉幸毅        

 

2症例1 腎機能低下        矢野好士

 

3.症例2 足底筋膜炎        矢野好士

 

4.症例3 頭痛           渡邉俊雄    

 

5.症例4 原発不明乳癌リンパ節転移 大杉幸毅

 

 (添付資料 1.経過報告書(本人)2.診断書 3.経過写真)

 

6.症例5 パーキンソン病      大杉幸毅

 

7.症例6 非結核性抗酸菌症     大杉幸毅

 

(添付資料 患者様向け説明文書)

 

8.症例7 近視           大杉幸毅

 

9.編集後記             高尾荘二

症例研究会

 

症例研究22号  目次   (H29.5月発行)

 

 

1.はじめに            大杉幸毅

 

2.症例1 突発性難聴       渡邉俊雄 

 

3.症例2 耳鳴り         矢野好士

 

4.症例3 変形性膝関節症     矢野好士

 

5.症例4 むち打ち症       宮地正士

 

6.症例5 脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、すべり症 大杉幸毅

 

7.症例6 狭心症         大杉幸毅

 

8.腹部硬結観察1 骨髄不全    大杉幸毅

 

9. 腹部硬結観察2 スキルス胃がん 大杉幸毅

 

 

 

 

症例研究21号    目次   (H28年4月発行)

 

2.症例1   ぎっくり腰           大杉 幸毅

 

3.症例2   喘息・腰痛他愁訴        山口 政広

 

4.症例3   肩・首・腰などの愁訴      山口 政広

 

5.症例4   生理不順・冷え症        雨宮 功 

6.症例5   腰・下肢・関節の疼痛      渡邉 俊雄・

 

    

 症例研究第20号  目  次(H27.4 発行)

1.はじめに                          大杉 幸毅

2.症例1   臀部痛                     松尾 茂俊

3.症例2   子宮筋腫                    高尾 荘二

4.症例3   片頭痛・閃輝暗転                山口 政広

5.症例4   頚部脊椎症・上腕二頭筋長頭炎          山口 政広

6.記録     自然療法と通常療法              大杉 幸毅

7.論文     子宮筋腫と血液循環療法            高尾 荘二

8.編集後記                          高尾 荘二

 

症例研究第19号  目  次(H26.4 発行)

1、はじめに                                      大杉 幸毅
2、症例1     心筋梗塞、高血圧症、眼底動脈瘤他           大杉 幸毅
3、症例2       変形性頸椎症、腰椎椎間板ヘルニア         大杉 幸毅                   
4、症例3       腫瘍性石灰化症                       廣田隼也
5、症例4      めまい                              山口 政広
6、症例5      不定愁訴                           山口 政広
7、症例6      潰瘍性大腸炎                         山口 政広
8、症例7      左大腿外側部痛                       高尾荘二
9、症例8      頸椎捻挫                            高尾荘二
10、症例9     頭痛、膝痛、浮腫                       橘 茂博
11、症例10    アトピー性皮膚炎                       橘 茂博
12、症例11     冷え症、膀胱炎他                     雨宮 巧
13、症例 12    更年期障害                         雨宮 巧
14、症例13    膝痛                              雨宮 巧
15、症例14      脊椎狭窄症                        宮地正士
16、編集後記                                   大杉 幸毅

 

  症例研究第18号 目  次(H25年4月発行)

1、はじめに                                     大杉 幸毅
2、症例1       メニエール病                       大杉 幸毅
3、症例2       メニエール病                       大杉 幸毅                   
4、症例3       頸椎ヘルニア                      大杉 幸毅  
5、症例4      変形性膝関節症                      大杉 幸毅
6、症例5      不妊症                            佐藤 明
7、症例6       腰痛症                           宮地 正士
8、症例7       肩関節変形症                       宮地 正士
9、症例8       アトピー性皮膚炎                     島田扶美子
10、症例9       乳腺炎                          橘 茂博
11、症例10      慢性頭痛                         山口 政広
12、症例11      胃癌                            山口 政広
13、腰部硬結観察1    腰椎椎間板ヘルニア               大杉幸毅
14、腰部硬結観察2    脊柱管狭窄症                   佐藤 明
15、硬結観察 3     変形性股関節症                  佐藤 明
16、体験文  「40年来の頭痛から解放されて」    
17、編集後記                                    大杉 幸毅

 

  症例研究第17号 目  次(H24年4月発行)

1、はじめに                                     大杉 幸毅
2、症例1       前立腺癌                         佐藤 明
3、症例2      脳出血                            佐藤 明
4、症例3      肝硬変                            大杉 幸毅
5、症例4      突発性膝骨壊死                      大杉 幸毅
6、症例5     変形性股関節症                       雨宮 巧
7、症例6       大腿骨頭壊死症                     市川勇三
8、症例7      変形性股関節症                      市川勇三
9、症例8       股関節痛                          高尾荘ニ
10、症例9       不定愁訴                         山口 政弘
11、腹部硬結観察   耳鳴り                          大畠明教
12、硬結観察1     変形性股関節症                   山口 政弘
13、硬結観察2     変形性股関節症                   須藤万里
14、硬結観察3     変形性股関節症                   佐藤 明
15、硬結観察4    頸椎骨化症                       雨宮 巧
16、硬結観察5    大腿部痛                         高尾荘ニ
17、硬結観察6    下肢痛                          高尾荘ニ
18、考察                                      高尾荘ニ
19、編集後記                                   大杉幸毅

   症例研究第16号 目  次(H23年4月発行)

1、はじめに                                    大杉 幸毅
2、 症例1       肋間神経痛                       真野 佳紀
3、 症例2       壊疽                           山口 政広 
4、 症例3      めまい                           山口 政広   
5、 症例4      乳がん手術後遺症                   高尾 荘二
6、 症例5      膝蓋骨骨折後遺症                   大杉 幸毅
7、 症例6      食道癌                          島田 扶美子   
8、腹部硬結観察   腹部疼痛                       佐藤 明
9、腰部硬結観察  腰痛                            佐藤 明
10、施術失敗事例                                島田 扶美子  
まとめ
編集後記                                     大杉幸毅

   症例研究第15号 目  次(H22年4月発行)

1、はじめに                                     大杉 幸毅
2、 症例1      眼底動脈梗塞                      中村 真人
3、 症例2      頸椎椎間狭窄症                    大杉 幸毅 
4、 症例3      脊柱管狭窄症                      大杉 幸毅    
5、 症例4      坐骨神経痛                       高尾 荘二
6、 症例5      腰椎すべり症                      宮地 正士
7、 症例6      頭痛、冷え性など                    島田 扶美子
8、 症例7      腰椎椎間板ヘルニア                  山口 政広
9、 症例8      胸痛                            山口 政広    
10、腹部硬結観察1  糖尿病、高血圧症                 松尾 茂俊
11、腰部硬結観察2  坐骨神経痛                     大畠 明教
   まとめ
  編集後記                                   大杉幸毅              

   症例研究第14号 目  次(H21年4月発行)

1、はじめに                          大杉 幸毅
2、症例1      頚髄損傷による四肢体幹機能障害      佐藤 明
3、症例2      腰痛症                  佐藤 明 
4、症例3      糖尿病・高血圧症             大杉 幸毅
5、症例4      慢性関節リウマチ             大杉 幸毅
6、症例5      認知症・難治性吃逆            大杉 幸毅
7、症例6     腰椎圧迫骨折後遺症による腰痛症       山口 政広  
8、症例7     坐骨神経痛・膝痛              山口 政広 
9、症例8      自律神経失調症              市川千鶴子                   
10、症例9      黄班変性症・白内障            島田 扶美子 
11、症例10      ハンチントン舞踏病            遠藤良子
12、症例11     子宮筋腫                  雨宮 巧
13、症例12     腰痛症                   雨宮 巧
14、症例13     頭痛                    雨宮 巧
15、腹部硬結観察1  不定愁訴                 大畠 明教
15、腹部硬結観察2  腱鞘炎・股関節痛               佐藤 明 
16、腹部硬結観察3  慢性関節リウマチ             佐藤 明 
17、腹部硬結観察4  メニエル病腰痛症・過敏性大腸       佐藤 明 
18、腹部硬結観察5 卵巣のう腫                 市川千鶴子   
19、腰部硬結観察1 腰椎すべり症                松尾茂俊
20、腰部硬結観察2、腰椎圧迫骨折                遠藤良子
21、腰部硬結観察3、腰痛症                   佐藤 明
参考資料(ハンチントン病)
  まとめ
  編集後記                         大杉幸毅