血液循環療法・合氣院で会長と橘治療士

 

 

 

 近況報告「雪国からの便り」  

          血液循環療法・合氣院 院長 橘 茂博

はじめまして、血液循環療法・合氣院の橘 茂博と申します。新潟県新発田市で自宅兼施術院を開業して、5年目になります。私は以前、東京の整体院や整骨院で修行している時に、大杉先生連載の月刊「手技療法」(たにぐち書店)で血液循環療法と運良く出会うことができました。それ以来、血液循環療法の魅力にとりつかれ、現在も修行中です。

 独立したての頃は、自分の施術に自信がなく、どのような症状の患者さんでも全身の基本治療を行い、自分でも半信半疑になりながらも血液循環療法の力だけを信じて施術していました。すると患者さんから「最近調子が良いんです」「数値が下がってきました」などと感謝のお言葉をいただき、「えっ?本当に・・」と私がびっくりする程でした。それからその状態が3年程続き、スキルアップセミナー等で、大杉先生から指導していただいたりして、だんだん力が抜けてきました。その頃から、少しずつではありますが、主訴の患部を中心に、時間を費やすことができるようになってきました。

 現在も、まだまだ治療といえるにはほど遠い状態ではありますが、よいお客様にも恵まれ、1日5人平均で施術を行い、予約待ちをして下さる方もいるようになりました。

 血液循環療法に出会えてから、開業・結婚・出産・マイホーム等嬉しいことがたくさんあり、とても感謝しております。しかし、まだまだ目標はあり、早く大杉先生に近づけるように頑張ります。それには初歩的ではありますが、ジワーっと入れること、もっと早くパッと離すこと、垂直に入れること、垂直に抜くこと、もっと力を抜くこと、無心になること等基本的なたくさんの課題があります。いつも、基本の難しさを実感させられます。きっと基本が洗練されれば、私も本当の意味での血液循環療法士になれると思って頑張っています。血液循環療法をたくさんの方々に知って頂けるように、微力ではありますが、努力させていただきます。みなさんこれからもよろしくお願い致します。

 

(当治療院は半年先まで予約がいっぱいです。他にも予約がいっぱいで新規患者の受け入れができない血液循環療法の治療院が多くあります。)

 

 

ウクライナボランティア治療古田会員

 

ウクライナボランティア治療

 

 20143月下旬に「NPO法人・食品と暮らしの安全基金」(代表小若順一)主催でウクライナにチェルノブイリ原発放射能被ばくの健康障害者のボランティア治療に当協会から古田勝彦会員を派遣しました。(正式には第5回「子どもの痛みをなくす調査プロジェクト」)

会員の皆様には、多くのカンパ金をいただきありがとうございました。お蔭様で古田会員は期待通り素晴らしい治療成果を上げることができました。以下、古田会員の報告です。

 

 2013、12月末、私は大杉先生から3月にウクライナに行ってほしいとのお話をいただきました。この時のウクライナの情勢は、デモ勃発の最中であり、親ロシア派との戦争を目前に控えた状態でした。放射能汚染に苦しむ人々を少しでも血液循環療法の力で治療にあたれればと思い参加を決意しました。

2014,3,15、私は手ぬぐいを手に、ウクライナに飛びました。そこで顔色が悪く、手足が不自由でお母さんに支えてもらわなければ歩けないという8歳のワジムという少年に出会いました。お母さんから2歳の時から歩けず、ウクライナ各地の病院7か所に通院するも、思うように改善されないというお話を伺いました。

治療を始めてみると、全身の筋肉はカチカチに固まり、特に足の筋肉は硬直しており膝は曲がらない為、一人で歩くには厳しい状態でした。まず私は背中を軽く治療し、その後、脚を重点的に治療することにしました。治療を進めていくと、無数のシコリが見つかり、8歳の小さな身体で瘀血体質でした。1日目は改善が見られず、不安になりましたが、お腹にもシコリがあることに気づいていたので、2日目からは脚だけでなく全身を治療することにしました。頭・首・お腹・ふくらはぎ・足首・足裏のシコリを緩めていくうちに、脚をつっぱる反射神経のツボや、他多数のツボをみつけました。朝晩2回の治療を進めていくと脚に少し力が戻り始めました。ワジム君は嬉しくなり歩きたくて仕方がない様子でした。

 

ワジム君や母がずっと願っていた希望がみえたのです。部屋中の皆が喜びに包まれていました。3日目も同じく治療にあたると、ほんの少しバランスを取るだけで歩ける様になったのです。奇跡の回復をみせたのは、私の治療だけでなく、何よりもワジム君や母のこれまで諦めなかった気持ちがあったからではないでしょうか。また、治療すると同時にウクライナのマッサージ師の方に血液循環療法を指導し、ワジム君は今も週に一回の治療を受けています。徐々に良くなっていると聞き、私は喜びの気持ちでいっぱいです。 (中略)

 

自分の感想では、ストロンチウムの被曝で細胞と神経破壊により瘀血が進み血液の滞りができシコリができるということ。血液循環を良くしてシコリをほどいてやると痛みや可動域が広がるのです!これから日本の福島と関東が近いうちにウクライナと同じような状況になってくると思います!

 

血液循環療法士、私もそうですが1人1人がこれから修行を積み日本を守れるように頑張って行く事をこれからの課題に日本に帰国しました!

 

 

                        血液循環療法士 古田勝彦

(3日間の治療の様子は動画で見られます。「NPO法人・食品と暮らしの安全基金」HP       

またはユーチューブで「歩けない子供が改善」で検索してご覧ください。)

 

 

カッちゃんの結婚を祝う会
カッちゃんの結婚を祝う会

 

 

 古田さんはウクライナでの活躍ぶりの

YouTube「歩けない子供が改善」

がご縁になり中学時代の同級生と再会しゴールインしました。